◇12月5日◇東京・葛飾区奥戸総合スポーツセンター体育館大体育室◇参加20チーム、70人◇主催葛飾区、葛飾区教育委員会

初出場の川崎ボッチャーレ(神奈川)がチーム連合A(東京)を7-1で破り、初優勝した。3位決定戦では1st MIND(東京)が3-1でチーム奥田(東京)を下した。

川崎は予選リーグ3試合で12得点、決勝トーナメント3試合では13得点を挙げる強さで圧倒した。失点は予選、決勝の6試合を合わせわずか4点で、1試合平均を1点以内に抑えた。上野進主将(52)は「正確な投球と失点を少なくすることを心掛けた」と胸を張った。

チーム創設は2018年。川崎市役所に勤務する上野主将と鶴井純一朗さん(46)、武内康平さん(27)で結成された。練習は月1回だが、多くの大会へ積極的に参加して練習不足を補っている。11月に行われた「パラスポーツフェスタちば2020」では準優勝するなど、着実に結果を残している。「次は来年3月のボッチャ東京カップでの優勝」と上野主将は先を見据える。

大会は当初6月開催予定だったが、新型コロナ感染拡大の影響で半年遅れとなった。参加者全員にマスク着用を義務づけ頻繁に換気を行うなど、徹底した感染拡大防止対策を取って行われた。

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