豊多摩 「夢・仲間・甲子園」を活動理念に掲げ、マスターズ参戦11年目のシーズンを迎えた。2009年のOB総会で、高校卒業後も世代を超えて夢の舞台を目指せるマスターズ甲子園参加の声が上がり、11年にOBチームを設立。同年の東京大会から保谷と合同チームを結成して参戦し、14年以降は単独チームで出場を重ねている。

11年目となる今季は、水澤雅春監督(58)のもと、持木将活主将らマネジャー7人を含む48人がメンバー登録。全日本大学野球選手権やクラブチームで活躍した選手らも加わり、母校のグラウンドなどで練習に励んでいる。単独チームでの参戦後は初勝利まで時間を要したが、18、19年に2大会連続となる予選リーグでの白星を挙げた。トーナメント制で行われる今年の東京大会。9月25日の立川との初戦で勢いに乗る勝ち方ができれば、上位進出の可能性も出てくる。

1946年(昭21)創部の豊多摩野球部は、2019年西東京大会で過去最高のベスト8に到達した。OBチームとしてこれまで実施してきた試合の応援や用具の提供などの支援とともに、マスターズ甲子園での活躍によって後輩たちへ熱いエールを送るつもりだ。

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