瑞穂シニア(西東京支部・多摩西ブロック) 「2年生には野球好きが多いですよ」。栗原浩監督は、新チームの特徴を一言で言い表した。楽しそうに練習する姿勢。技術だけでなく知識も取り込む貪欲さ。そして、監督自身が学んできた心理学や脳科学の知識を応用したメンタルトレーニングにも積極的に取り組む態度など、例年に増して前向きだという。そんな選手の中から、主将には唯一上級生チームにも出ていた内田開音(投手)を指名した。「今年から球数制限が導入されているので、投手陣の厚さが重要になってくる。内田はその一角を担います」と同監督。絶対的なエースはまだいないが、投手陣には豊泉真哉、山内輝紀、中敷領月、杉山凱、竹澤空良…と、2年だけでも8人いるという。「球数制限があるので、1人では勝ちきれない。小刻みな継投も考えなくてはいけないので、シニアのレベルアップにもつながると思うんです。控えの投手にも投げるチャンスが増えて成長できるのではないか。そういう意味では(球数制限を)歓迎しています」(同)。

練習日は土日中心。「走塁に対する意識は常に強く持たせています。まずはきっちりと守り、持ち前の機動力を使ってかき回す野球を目指します」と話す。

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