
元年俸120円Jリーガー安彦考真が考える岡田准一さんから学ぶ格闘技との向き合い方
元V6の岡田准一さんが8月にアメリカ・ラスベガスで行われたブラジリアン柔術の「ワールドマスター柔術選手権」に出場した。初戦を見事に突破し、2回戦で惜しくも敗れてしまったが、戦い振りを相手…[続きを読む]
「年俸120円Jリーガー」としてJ3のYSCC横浜などでプレーした安彦考真(42)が、自身の感じるスポーツ界などの疑問を語ります。40歳だった18年にJ2水戸で練習生を経て「ほぼ0円」でプロ契約。20年をもって引退し、格闘家転向を目指す〝挑戦者〟安彦がオフサイド覚悟で切り込むコラムです。
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僕は中学2年生の時、クラス全員から無視をされるという「いじめ」を受けた。どのくらいの期間それが続いたかは今となっては定かではない。それが1週間なのか1カ月だったのか。自分の後ろの席の生徒…[続きを読む]
2019年1月。僕は年俸120円で横浜市本牧に拠点を置くJリーグクラブ「Y.S.C.C.横浜」(以下YS横浜)とJリーガー2年目の契約を結んだ。YS横浜はJリーグの中で3部にあたるJ3に…[続きを読む]
自分らしく生きるとはなにか?「自分らしく」だけを切り取れば、そこまで大きな弊害がなく、こういうことだと言えるだろう。しかし「自分らしく」に「生きる」がプラスされると一瞬にして難しくなって…[続きを読む]
挑戦しているようで、実は挑戦も冒険もできていない自分がそこにいた。挑戦とは何か。僕は40歳でJリーガーになることを掲げた。そして43歳から格闘家に転身してRIZINに出るとぶち上げた。こ…[続きを読む]
◆安彦考真(あびこ・たかまさ)1978年(昭53)2月10日、神奈川県生まれ。高校3年時に単身ブラジルへ渡り、19歳でグレミオ・マリンガとプロ契約を結ぶも開幕直前のけがもあり、ピッチに立てず帰国。03年に一度引退してコーチ業などに就くが、17年夏に39歳でプロ入りを再び志す。18年3月に練習生を経てJ2水戸と40歳でプロ契約。出場機会を得られず19年に旧知のシュタルフ監督率いるYS横浜に移籍。開幕戦の鳥取戦で途中出場し、ジーコの持っていたJリーグ最年長初出場記録(40歳2カ月13日)を上回る41歳1カ月9日でデビュー。175センチ、74キロ。