東京都知事杯第12回全国中学選抜レスリング選手権大会(東京都レスリング協会主催)に協賛した清浄機メーカーのカルテック株式会社(大阪・中央区、染井潤一社長)が2日に記者発表を開き、食品ロス削減などを目的にした食品保管庫など4商品を発表した。

花粉対策にも効果が期待される首掛けタイプのパーソナル除菌・脱臭機や家庭用機器を量販店やネットで発売中だが、同社染井社長は「光触媒の酸化チタンに光をあてると化学反応を促進し、発生した活性酸素が空気中のウイルスや菌を分解する。光触媒は次世代のエネルギーと期待される水素を発生させる力を持つ魅力のテクノロジー」とさらなる可能性に力を込める。

新商品は、来年1月15日から常温保管でカビなどの発生を抑える食品保管庫「フードフレッシュキーパー」。天井に設置してピンポイントできれいな空気を送る「スポットエアー」。1回の充電で3週間使用できる小型の除菌脱臭機「マルチフレッシュエアー」。照明器具と除菌脱臭機が一体となった「ダウンライトエアー」を順次販売する。

植物工場の除菌設備の研究も実施中の同社は、2022年1月アメリカ・ラスベガスの電子機器見本市に出展し海外での販売を本格化する。

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