水戸シニア(東関東支部・茨城ブロック) 井上弘明監督(茨城東高-亜大)はチームのOBで3期生。前任監督の渡辺美徳氏とは同期だ。約15年間、コーチとして渡辺氏を支え昨秋、新チームの始動とともに着任した。井上監督は新たなモットーを提案した。「5-3で勝つ野球をやろう」。投手は3点とられてもいい、代わりに打撃陣は5点取ろうという気構えだ。「攻撃的な野球をしていきたい」と意気込む。

打線の中心は會澤大地主将(一塁手・4番)。「チャンスに強く、ここぞというときに頼りになる選手」と同監督。ここに投手を兼務する井上陽翔(外野手)と八木岡暉琉(遊撃手)が加わり上位打線を構成する。

課題は投手陣だ。春の大会を経てもエース不在。柱を決めきれない。「井上は試合を作れる。夏には1番を背負える選手になってくれることを期待。あとは八木岡、久保田蒼空(外野手)の3人態勢で臨みます」。

チームとしては過去に日本選手権出場が3回。「ぜひとも、4回目を目指したいですね」(同)。

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