今年は日本ポニーベースボール協会出身の4選手が日本プロ野球機構の球団入りした。各選手の中学時代の思い出と意気込み、後輩へのメッセージを随時掲載します。

【考えて練習して継続】巨人育成1位・松井颯投手(清瀬ポニー―花咲徳栄―明星大)

清瀬ポニー時代の練習が一番きつくて、そこの基礎があったから高校、大学とやれたかなと思っています。タイヤを引いてノックを受けたり、連続ティー打撃は1カゴ(約200球)打ち込みました。やるしかなかったんで、仲間と一緒に一生懸命やっていました。後輩に伝えたいのは、今いろんな情報があふれ返っている中で、自分で考えて、自分で知識を吸収して練習していかないと、周りとの差もつかない。考えて練習して、あと継続していくことが一番大事だと思います。

【競争心持ち試合経験】ソフトバンク育成11位・佐藤航太内野手(ポニー江東ライオンズ―八戸学院光星)

ポニーリーグは基本的に、全員が試合に出られる。試合経験ができたというのが良かったと思います。自分のチームは人数が多かったので、競争心を持ってやっていた。それが今につながっていると思います。プロではみんなに応援されるような、期待されるような選手になりたいと思います。後輩たちには、今は同年代に、自分と体つきとか全然違う選手がいると思います。でも、自分がやるか、やらないか次第で、こういうプロの道にも行けると思うので、頑張ってほしいです。