少年硬式野球ポニーリーグのアジアパシフィックゾーン(AP)チャンピオンシップU―16コルトの部が6月19日から千葉・市原市で開催。U―14ポニーの部、U―18パロミノの部が26日から福島・楢葉町で開幕した。
【広澤理事長あいさつ「どうも」で広がる交流の場 同じ宿舎で生活】
日本で開催されるAP大会が19日からスタートした。コルトの部の開会式は千葉・ゼットエーパークで行われ、日本、中国第1、第2、オーストラリア、香港、フィリピンの6チームが入場行進を行った。オーストラリアチームは来賓の前を通る際、一部の選手が帽子を脱ぎ、会釈する場面も。日本式? の作法で大会参加の喜びを表現した。
AP大会はコロナ禍を経て4年ぶりの開催となった。ポニーリーグはアジア圏でも活動を広げているが、プレーのレベルの差はかなり大きく、予選リーグの得点差だけをみれば、大会の意義は見えにくい。それでも、ポニーが各年代でこの大会の再開を目指したのは、少年少女に野球を通じて国際交流の機会をつくるためだった。
各国の選手とも大会期間中、同じ宿舎で生活する。開会式で日本ポニーベースボール協会の広澤克実理事長は通訳を通じて「おはよう」「こんにちは」以外に、簡単でわかりやすい「どうも」を紹介した。「ここ千葉県が生んだスーパースター長嶋茂雄さんも『どうも!』ですから」と冗談を交えながら、あいさつから始まる交流を勧めた。
選手の順応も早い。メジャーリーガーに憧れる松本怜青(神田Rebase)は、他国の選手と会話するのを楽しみにしていた。英語は片言だが宿舎で話しかけると次第に通じ合えた。「みんなフレンドリーですね。すごく楽しいです」。平日開催でテスト期間とも重なったが、一投一打、1分1秒が、かけがえない経験になっている。

