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BPOがフジ27時間テレビに意見書

 放送倫理検証委員会(BPO)は21日、昨年7月28日に放送されたフジテレビ「FNS27時間テレビ」のコーナー企画「ハッピー筋斗雲」に関する意見書をまとめ、発表した。同企画は「日本全国、みんななまか(仲間)だ!」のコンセプトで、困っている人たちをサプライズで元気づけようというもの。

 東北地方で美容院を経営する女性Aさんは、被災者などに無償で父親から受け継いだリンゴ園のリンゴと手紙を送って励ましている。フジテレビは美容院の従業員に依頼して「Aさんがリンゴを無償で送るので、美容室が経営難になっている。亡き父がいればなんと言ってくれるのかと悩んでいる」という手紙を番組あてに出させた。それを受けた形で、Aさんに東京で架空の講演会を依頼。そこに霊感タレントの江原啓之(43)が現れて、亡き父親の声を聞かせた。

 BPOは「出演したAさんの心情を理解せずに、生活のマイナス情報を出したこと、本人が頼んでいないのにスピリチュアルカウンセリングを押しつけたことが問題」と指摘している。フジテレビ広報部では「番組制作に当たっては誠意を持って、十分配慮をしてきたつもりです。結果としてAさんにご心労、ご迷惑をおかけしたことを改めておわび申し上げるとともに、ご協力いただいた出演者の皆さんにも重ねておわび申し上げます。フジテレビとしては今回の事を真摯(しんし)に受け止め、今後の番組制作に役立てていく所存です」と話している。

[2008年1月21日19時30分]

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