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舞台で活躍、南風洋子さん死去

 劇団民芸の舞台などで活躍した女優南風洋子(みなかぜ・ようこ)さん(本名・若杉洋子=わかすぎ・ひろこ)が19日午後2時19分、膵臓(すいぞう)がんのため横浜市の病院で死去した。77歳。通夜は22日午後6時、葬儀・告別式は23日午前10時半から東京都中野区中央2の33の3宝仙寺で営まれる。喪主は長女で女優の若杉民(わかすぎ・たみ)さん。

 49年から4年間、宝塚歌劇団に在籍し同期の有馬稲子とのコンビで人気を得た。その後、新東宝を経て59年に劇団民芸に入団。代表作に「奇蹟の人」の母親ケイト・ケラー役など。最後の舞台となった今年6月の山田太一作「林の中のナポリ」けいこ中に体調不良を訴えたが、主演舞台とあって痛みと闘いながら東京公演、7月14日までの地方公演をやり遂げ、帰京後の精密検査で膵臓がんと判明。入院していた。

 「噂の二人」で紀伊国屋演劇賞、「新版香華」で菊田一夫演劇賞を受賞。ドラマも「わかば」「義経」などに出演した。夫は映画監督の若杉光夫氏。

[2007年8月21日7時31分 紙面から]

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