石破茂首相は21日の参院予算委員会で、自民党が今夏の参院選比例代表に公認候補として擁立を決めた杉田水脈元衆院議員を今月9日の自民党大会でお披露目した際の、自身のしぐさに対する指摘に反論した。
立憲民主党の杉尾秀哉議員は、今月9日に開かれた自民党大会で、石破首相が壇上で杉田氏を公認候補として紹介した際、拍手をしている様子の写真をフリップで紹介。「満面の笑みで拍手をしている」と、指摘した。
首相が自席から何か反論すると「これは満面の笑みですよ」と指摘し、「杉田氏には1560万円の裏金問題もあり、政倫審も出ておらず説明責任を果たしたとは到底言えない。公認には強い批判があるが、自民党総裁として認めている。どういう判断で公認を認めたのか」と、杉田氏の公認決定の過程をただした。
ただ、その写真では首相が笑顔かどうかは、拍手の手に隠れているため判別はつかない。石破首相は「顔の大半が手で隠れている。これをもってして満面の笑みとはなかなか言いがたい、と思いながらお聞きしておりました」と皮肉をまじえ、反論した。杉田氏を公認したプロセスについては「本人の申請のもと、審査をへて党の選挙対策本部で決定した。公認権者は私なので最終的には私の判断した」「その人の主義信条、党の理解を総合的に判断して決める。選挙対策本部で公認が望ましいということを求めるものが私のところに上がってきて、私が判断したと言うことです」と、形式的には自身の判断だと口にした。

