「第1回ぼくたちの甲子園」参加チームを紹介する。2回目は発足45年目を迎えた上大岡隼をフォーカスする。練習の大半を打撃に費やしている。4番赤崎浩太朗捕手(6年)を中心に、どこからでも得点できる。高見亮介コーチは「とにかく打ち勝つこと。5点取られたら6点取ることを目標としている」と意気込む。

 長距離打者が多い中、赤崎の存在は大きい。今季はここまで7本塁打。将来の夢はプロ野球選手。「地元のベイスターズでプレーしてみたい」と憧れる。今大会決勝トーナメントでは最優秀選手賞1人、優秀選手賞2人が選出される。赤崎は「第1回大会で優勝し、最優秀選手賞を取りたい」と意気込む。

 打撃勝負へのこだわりを強調する一方で「仲間を大切にすること」をモットーとしている。坪井優和主将(6年)は「感謝の気持ちを胸にチームメートと力を合わせ、最後の1球まであきらめずに全力でプレーしたい」とチームワークでの優勝を目指す。