新潟県上越市内で一番古い「高田サッカースポーツ少年団」は、現在約60人が在籍しており、チームスポーツの難しさや醍醐味(だいごみ)を楽しみながら学んでいる。

1975年の4月に創設され、高田地区では唯一の児童サッカーが学べるクラブ。雪の降る冬は体育館で学年ごとに分かれて練習を行う。低学年はボールに親しみ、4年生はサッカーを楽しみ、5年生は戦術的な練習も取り入れ、6年生は実戦形式。指導者が12人いるため、全くの初心者が参加してもきちんとフォローができることがチームの強みでもある。「チームスポーツを通して礼儀も学びつつ、人として成長してもらいたい」と、指導歴15年の大島裕司監督は話す。複数のポジションを経験することで、各ポジションの楽しさを学ぶようにしている。「子供たちが楽しくサッカーをする環境を整えるのが役目でもあります」と、大島監督は笑顔で話す。

全国大会を目標に据え、全日本フットサル選手権にも参加したりと活動的なチーム。寒さの厳しくなる雪国の景色とは裏腹に、体育館内では子供たちの元気な声がこだましている。

現在団員募集中! 問い合わせは大島監督【電話】080・1141・3762まで。