今週から始まる北海道シリーズの開幕重賞、函館スプリントS(G3、芝1200メートル、14日)で、地元のヒーローが最後の重賞を取りに行く。

「コンプリートを狙っています」。現在48勝を挙げ、リーディング上位に名を連ねるのが函館出身の丹内祐次騎手(39)だ。16年函館記念をマイネルミラノ、20年函館2歳Sをリンゴアメで勝っており、函館で行われる重賞で勝っていないのは函館SSのみ。地元開催にはやはり並々ならぬ気合が入っているようで「昨年は2、3着が多かったから、今年は勝ち星を量産していきたいです」と意気込む。今年はダートの1200メートルで3連勝中のドンアミティエ(牡5、今野)と挑む。芝でのレースは初めてになるが、最終追い切りに騎乗し函館芝コースでの感触を確かめ、「洋芝なら対応できると思う」と評価。開幕週を地元出身のジョッキーが盛り上げる。【舟元祐二】