今週の始めに近畿地方の梅雨入りが発表された。

阪神競馬場では9日(月)、10日(火)、11日(水)、14日(土)と降水があった。宝塚記念(G1、芝2200メートル)が行われる15日は午前中のみ雨で、午後からは曇りの予報。雨が上がってからどれだけ馬場が乾くかチェックは必要だが、開催が2週間早まった宝塚記念は、ある程度の「道悪」での開催となりそうだ。

週間天気予報に雨マークが並んでいたこともあり、栗東トレセンでは道悪関連のコメントが多く飛びかった。予想の参考にしていただけると幸いだ。

取材した各陣営の道悪コメントは以下の通り。

(1)ベラジオオペラ

上村師「昨年の宝塚記念であれだけ走っているし、スプリングSは重馬場で勝っているから問題ないと思うけど、最内枠なのでね。土曜に雨が降っての開催となり、どこまで馬場が悪くなるかが鍵になる」。

(2)ドゥレッツァ

三國助手「日本の道悪の経験があまりないのでやってみないと分からないところはあるけど、雨が降る中での調教でも苦にせずに走っていますし、こなしてくれると信じています」

(3)ローシャムパーク

大口助手「雨はそこまで降ってほしくないです。日曜には止む予報なので、どれだけ雨が残るかですね」

(4)プラダリア

池添師「昨年(4着)も走っていますし、周りが苦にするならいいと思います」。

(5)チャックネイト

堀師「爪にウイークポイントがあるので、前走(日経賞2着)のように軟らかい馬場だとしっかり走れます。梅雨に入れば、そういう馬場になりやすいので、その点を見越して、このレースを視野に入れてきました」。

(6)ボルドグフーシュ

宮本師「良馬場でも道悪でも問題ないよ。馬力のある馬だし、馬場が悪くなっても大丈夫」。

(7)ジャスティンパレス

杉山晴師「雨はあまり良くないです。できるだけいい馬場でやりたい」。

(8)シュヴァリエローズ

清水久師「良馬場と道悪では走りが違いますし、良馬場でやりたいです。道悪になれば、どこまで対応できるか」

(9)ヨーホーレイク

友道師「ある程度なら雨が降っても問題ないと思う」

(10)リビアングラス

甲斐助手「ある程度なら馬場が悪くなっても問題ない。ただ、跳びのきれいな馬なので、いい馬場の方がいいと思う」

(11)ソールオリエンス

名畑助手「成績的には結果が出ていない時もあるけど、相対的に悪くないと思う」

(12)メイショウタバル

石橋師「渋った馬場で結果を出しているし大丈夫」

(13)アーバンシック

武井師「元々パワーのある馬だと思っていて、雨で(馬場が)重くなったとしても、阪神(の開催)は先週からですし、この前の日経賞みたいなボコボコで緩いという感じではないはずなので、全然こなせると思います。前走はやや重で負けていて、本当、何を言っているんだと言われるかもしれないですが、むしろプラスになるぐらいの気持ちでいます」

(14)ジューンテイク

武英師「キズナ産駒は道悪の実績があるし、この馬に関しても馬場は渋った方がいいと思う」。

(15)ロードデルレイ

中内田師「判断は難しいですが、力のある馬ですので、何とかこなしてくれればという思いです」。

(16)ショウナンラプンタ

高野師「本当は降らない方がいいですが、(昨年の)神戸新聞杯(やや重、3着)を見た感じは多少の道悪でも走るのではないかと思います」。

(17)レガレイラ

楠助手「いい馬場でやりたいですが、タフな馬場でもこなしてくれると思います」。

以上のコメントを見ると、梅雨の時期の開催ということもあり、比較的多くの陣営は道悪になる想定で、ここを目標にしてきたように思える。当日の馬場はどんな傾向になるのか。最後の最後まで吟味したい。