今回は新製品「マービック2 ズーム」(DJI)の紹介です。このドローン、何がすごいかって、機体のカメラが左右に動くのです。日刊スポーツが所有する「ファントム」は、カメラが正面から真下まで縦方向に90度しか動きません。
- 「マービック2 ズーム」はスタイリッシュです
これを使えば、機体を左右に旋回させずに、ホバリングしたまま、手元のコントローラーでカメラを動かせます。レンズも24ミリ~48ミリの光学2倍ズームとなり、より被写体に迫ることが出来ます。
- コントローラーにスマホを装着して操縦します
テストフライトしたのですが、空中での安定感はファントム4と、さほど変わりませんでした。空気抵抗が少ない分、安定しているように感じます。(ただ、軽量な分、強風時は注意が必要です。)
- 空中で安定飛行を続けます
そして、マービックのすごいのは、アームとプロペラがたためることです。専用ケースに入れると、まるで、お弁当箱のようになります。現在、ファントム4は大きなジェラルミンケースに入れ運んでいますが、この違いは大きいですね。
- コントローラー(手前)と機体は、こんなにコンパクトになります
これだけの性能を備え、価格は162,000円(税込)です。今後はファントムに代わってマービックがドローンの主流になるかもしれないですね。購入予定はありませんが、次に買うのはマービックだなと強く思いました。
- 専用ケースはまるで、お弁当箱のようです
2018年のドローン日記は今回が最後となります。来年も色々な現場をドローンで撮影し、「ドローンフィールド」では新製品の紹介や、様々な企画に挑戦していきたいと思います。来年もよろしくお願いします。【写真部・鹿野芳博】
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