北海道遊釣倶楽部の第1回大会が11日、日本海側の久遠漁港~元和漁港で26人が参加して行われた。強風の上、朝方には激しい雨となり、波も2メートルという悪条件の中、2身+5匹でカジカやアブラコなどで釣果を競った。

 優勝は宮野に入釣した小坂俊憲さん。オオナゴを餌に中投げで広角に狙ったところ、明け方に44センチ、2・5キロのカジカをゲット。群を抜く高得点をマークして、新加入のベテランがあいさつ代わりに腕前を見せつけた。

 2位の福原則和さんは稲穂岬に座を構えた。薄明るくなってから岩虫を餌に47・5センチの大型アブラコを釣り、カレイなども交じるなど魚種に恵まれた。

 3位のリポーターの藤本康隆は、久遠で30~35センチのソイを連発、一時、入れ食いとなった。これに、カジカの良型を加えた。近年はホッケが不漁だったが、今大会で回復を実感できた。【リポーター・藤本康隆=43】

 ◆成績▽総合(2身+5匹) (1)小坂俊憲1434点(2)福原1240点(3)藤本1234点(4)佃1226点(5)小玉1225点▽身長 小玉均ホッケ49センチ