新子のアオリイカが爆釣！！　京都・宮津湾へ先日、釣友5人とともに釣行した。同所の「フィッシングセンター海友」のレンタル船外機ボートに分乗し、「黒崎の先端」周りをランガンで攻めると、浅場の沈み根や藻場でアタリが連発。納竿した午後1時すぎまでに6人で胴長12～22センチを304匹ゲットした。

午前6時ごろ、静まりかえった宮津湾を約20分ほど走って、黒崎の先端へ入った。まずは湾奥の波静かなポイント（水深10メートルほどで、陸方向へなだらかに浅くなる）に入り、2・5号のオレンジ系エギを地方へ向けてキャスト。ボトムにエギが着底すると2回、シャクリを入れ、テンションフォールでアタリを待つ。すると、すぐに竿先を締め込むイカ特有のアタリがきた。1投目からのヒットにボートの上は色めき立つ。

その期待に応えるようにアオリのアタリが連発し3人のロッドが代わる代わる弧を描く。あれよ、あれよといううちにつ抜け（2ケタ）を達成。アオリの墨で船べりが真っ黒になっていく。シャクリとフォールを繰り返して誘うと船べりまで無数のアオリが追尾してきてサイトでも乗り乗り。

アタリが遠のいても、ポイント移動とエギのカラーローテーション（パープル、アジカラーなど）で探ると再び活性が上がり、アタリが連発。無我夢中で竿を振り続け午後1時までに12～22センチを66匹釣り上げた。港に帰ると、もう1隻のボートも好釣果を上げており、全員が自己記録を塗り替え、大満足で帰路に着いた。【日刊FPC・兵頭良弘】

【今後の見通し】宮津湾のアオリはこれから水温の低下とともにサイズが大きくなり、深場をティップランで攻めせるとキロ級も期待できる。また、タイラバでマダイ、ジギングで青物が高確率で狙える。

【問い合わせ】フィッシングセンター海友【電話】0772・22・0773。レンタルボート料金は4人乗り（15馬力）1万1000円、5人乗り（20馬力）1万3800円、5人乗り（25馬力）1万4800円、6人乗り（60馬力）2万4600円、9人乗り（50馬力）2万6700円。いずれも燃料代込み。ただし、別途、保険料1人500円が必要。出船時間は日の出～午後2時まで。

【交通】大阪から車で名神高速道路、京都縦貫自動車道、綾部宮津道路を経由し、宮津天橋立ICを出て府道9号を北上。浜町の信号を右折。国道178号を約1キロ進むとフィッシングセンター海友がある。