モデルでツリジョの“つーちゃん”こと利水つばさが22日、千葉・金谷「光進丸」(岡澤裕治船主=44)で、間もなく旬を迎えそうなカワハギ釣りに、一足早く挑戦した。

メインキャストを務めたBS釣りビジョン「TSURI na KIBUN」で1度経験があるが、「1年半ぶりくらいで2回目だけど、わりと好きな釣りです」。今回、先生役を買って出たのは“ユージ船長”こと岡澤船主。「今日は釣り方を復習してもらいつつ、新たに1つテクニックを教えましょう!」とやる気満々。だが、この日は台風通過後ということもあり強風。また潮も速く、海況としては、決していいとはいえない状況だった。

基本的な釣り方のレクチャーを受け、いざ出陣。まず最初のポイントは港の目と鼻の先だったが、第1投目でいきなりヒット。「あっ、きた!」と喜ぶつーちゃんにユージ船長は「途中で止まればカワハギだから」。だが、上がってきたのはベラ。「OK、OK。やってることは間違っていないよ」とユージ船長。だがこの後は、トラギス、キタマクラなどの外道祭りに突入。なかなか本命に出会えなかったが、「まだまだ始まったばかり。後半のつーちゃんだから!」とあくまでもポジティブ。

釣り開始から約2時間後。ワッペンサイズだったが、ようやく思いが届いた。「コチョコチョとした感じのアタリがあって聞きアワセで上げた。巻いている最中にいなくなったような感じもしたけど、いてくれて良かった~!」。だが、その後は再び外道タイム。2匹目の良型を上げたのは終了前30分。“後半のつーちゃん”らしい展開となった。「誘い方を変えて、揺らす感じでゆっくり落として、着底したときにアタリがきたので、糸をたるませずに針をかける感じで合わせた。イメージ通りにかかると楽しいですね!」と笑みを浮かべた。

結局、本命は2匹に終わったが、ベラでツ抜けの12匹など、外道は大漁。「ベラクイーンだね」のユージ船長には笑顔で「うれしくないです」と返した。この日の状況をユージ船長は「風が強くて、答えが出にくい状況」としつつ、「ブランクの空いた2回目だから、3匹釣れれば100点だと思っていた。なので、2匹取れたので80点。この状況を考えれば上々ですよ」と評価した。また、「サオの使い方は上手です」と褒めつつ、「でも、掛かったときに焦って(リールを)巻いていて、それが原因でバレていることもあった。そこが次の課題かな」と続けた。

今後のカワハギ釣りの状況について町田崇船長(43)は「ワッペンが湧いてくれば、どのポイントでも数が期待できると思います。今はまだ潮温が25~26度あるので集まっていませんが、もう少し下がる10月あたりからは魚は集まるし、型もみられるので、1番面白い時季に入ると思います」とアピールした。

この日の模様は日刊スポーツ釣り特集(関東版)および、ユーチューブ動画「ニッカン釣りちゃん」で近日公開。