モデルでツリジョの“つーちゃん”こと利水つばさが16日、千葉・千葉寒川「小峯丸」(小峯雄大船主=40)で、釣り人生初となるルアーサワラに挑戦。小峯丸自体も、この日が今季初出船となった。

開幕時季はベイト(餌)となる魚が小さいことから、ルアーは「ブレードジグ」を使用。いわゆる“ブレードゲーム”と呼ばれるものだ。もともとシイラ釣りが大好きなつーちゃんは、キャスティング自体は問題なし。翔太船長(37)に釣り方を教わるとポイントは2つ。「着底したらとにかく高速ただ巻き」「アタリがあっても合わせない」だった。

キャスティングからの高速巻きを繰り返すつーちゃんにガツンとしたアタリ。「何か来た!」。海面に姿を見せたのはタチウオだったが、取り込む際にバレた。翔太船長は「タチウオが食ってくるということは、巻くスピードが遅い。もっと速く巻いてください」。

午前6時の出船から移動時間を含め、実に6時間後。小峯丸待望の今季初サワラを、常連の土井拓磨さん(24)が釣り上げた。「着底してわりと早めに食いました。ドンとひったくられるような感じでした」と話し、「デコる(オデコになる=釣れない)かと思ったので安心しました」と胸をなで下ろした。ヒットルアーはメタルマジックの小峯丸カラーだった。

その約20分後、この日最大3キロを上村直樹さん(49)がゲット。「1回食ったけどバレてしまい、そのまま巻いていたら食いなおしてきました」。ルアーは同じくメタルマジックだが、カラーは深川吉野家だった。

この日は風もなく、日差しは容赦なく照りつけていた。午後2時30分終了予定の約15分前、つーちゃんに待望のアタリ。「今、当たった。今日イチの大きさだった」。釣り人の体力を回復させるのは、魚の気配を体感することかもしれない。その約5分後。最後の体力を振り絞り、高速で巻いたルアーに獲物がヒット。「すごい引き!」。サワラと確信した翔太船長のタモ入れで、2キロの本命をゲット。ハイタッチをしながら「船長さん、ありがとう」と感謝した。「潮の流れが速くなって、なかなか着底しなくなっていたので、それまでの15カウントを30カウントにして、腕がちぎれてもいいくらいの気持ちで巻き始めました。そうしたら半分ぐらいできました。『合わせない』を意識しつつ、しっかり針が掛かるようにも意識しました」。ヒットルアーは翔太船長から託されたメタルマジックのアカキンだった。「後半のつーちゃんは健在でした」。そう言うと、会心の笑みを浮かべた。

翔太船長は「今日は後半潮が効いてきてから、いいベイト反応が出てきた。そのタイミングで型を見られた。結果的に船中4匹だったけど、アタリはかなりあったので、今後が楽しみです」という。なお、ブレードゲームは10月下旬くらいまで楽しめると予測。その後は「ベイトが大きくなってミノーでも楽しめるはずですが、これはこれで楽しい釣りになります」とアピールした。

この日の模様は24日発売の本紙釣り特集(関東版)に掲載予定。また、ユーチューブ動画「ニッカン釣りちゃん」は21日午後7時公開予定だ。【川田和博】