ロカボって知っていますか? ご飯やパンなど糖質が多い食事を控えめにするロー・カーボハイドレート(低糖質)の略語です。緩やかな糖質制限食のロカボを提唱する東京・北里研究所病院の山田悟・糖尿病センター長(46)が、おなかいっぱい食べてもやせられる「ロカボでダイエット」を教えてくれます。

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 緩やかな糖質制限であるロカボは、お米やパンや麺類を「食べるな!」と言っているわけではありません。

 まずは、ご飯を半分にする。ただ、それだけでダイエットできます。肉や魚、野菜はおなかいっぱい食べていいんです。シンプルで簡単です。

 ロカボは1食あたり糖質20~40グラムの摂取を目安にしています。コンビニのおにぎり1個の糖質が約40グラムです。おにぎり1個までOKと覚えて下さい。茶わんならご飯半分ほどです。

 食パンは6枚切り1枚(糖質26グラム)なら範囲内ですが、8枚切りを2枚食べると糖質は40グラムを超えてしまいます。あんぱんも食べたくなる時があります。でも、あんぱん1個の糖質は75グラムもあります。我慢するのは精神的に良くありません。半分までなら食べても構いません。

 そば、うどんなどの麺類も量を半分ほどにとどめたいですね。ラーメンに半チャーハンを追加するのが大好きな男性も多いですが、糖質のダブル摂取はお勧めできません。コロッケやトンカツも、小麦粉やパン粉で揚げるので糖質がダブります。カツ丼にすると、小麦粉、パン粉、ごはんの糖質トリプル摂取になってしまいます。

 ただ、ご飯などの主食を一切食べない極端な糖質制限はお勧めしません。緩やかな糖質制限がロカボです。おいしく楽しく食生活をエンジョイしながら、健康的にやせられる。空腹に耐えるカロリー制限をする必要は全くありません。

 ◆山田悟(やまだ・さとる)1970年(昭45)1月1日生まれ、東京出身。慶応大学医学部卒。東京・港区の北里大学北里研究所病院糖尿病センター長として、糖尿病患者のQOL(生活の質)向上を目指す。緩やかな糖質制限食ロカボで、おいしく食べて健康に-を目標に2013年11月、一般社団法人「食・楽・健康協会」を設立し、ロカボの普及に努めている。