全国の救急車出動回数は619万3663件(21年、前年比4・4%増)で、搬送人数は同じく549万1469人(同3・7%増)と、適正な利用が必須。病院に行ったほうがいいか、救急車を呼んだほうがいいか。受診の救急度はどのくらいかといった判断に役立つのが全国版救急受診アプリ「Q助」だ。

もとは「東京版救急受診アプリ」(日本救急医学会監修、東京都医師会救急委員会救急相談センター、東京消防庁)で総務省消防庁が作成した。メニューは「呼吸、脈、心臓の動きや冷たくなっている、しゃべっている、声を出せている、息苦しさ(ハアハアしている)、胸痛、顔色、意識の有無、大人か子どもか、ケガか病気か、その状態はいつからか」など多岐にわたっていて、質問に沿って答えるだけと分かりやすい。「いますぐ救急車を」をタッチすればそのまま119番につながる。その際に症状説明の方法などもわかりやすく、受診する診療科目、厚生労働省の「医療情報ネット(各都道府県の情報提供)」、「全国タクシーガイド」、新型コロナウイルス感染症が疑われる場合の各都道府県の相談窓口にリンクしていて落ち着きをなくしやすい場面での頼もしい助っ人だ。

筆者の評価=3点満点

▼医療者等による監修:★★★

▼見やすさ、使いやすさ:★★★

▼症状等のチェック機能:★★★

▼助言やアドバイスの充実度:★★★

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