エンゼルス大谷翔平投手(23)が、右手中指にできたマメの影響で緊急降板した。6日(日本時間7日)のロイヤルズ戦に先発。4回を終え1失点で5回のマウンドに上がったが、捕手マルドナドが異変に気付きソーシア監督とトレーナーをベンチから呼んだ。大谷は納得がいかなかったのか、監督らをグラブで追い払うようなしぐさを見せた。結局は降板となり、下を向きながらグラブをたたき、足早にベンチ裏へと消えた。

 4回2死二塁から先制打を許した後、制球が乱れ2者連続の四球。直球がワンバウンドし、スプリットも抜けた。ソーシア監督は交代理由について「(マメの)兆候があった。そのまま続投させたくなかった」と説明。4月17日(同18日)のレッドソックス戦でも同箇所のマメで降板。「それほどひどくない」と同監督は話したが、次回登板を遅らせる可能性については「多くの選択肢がある。これから考える」と明言しなかった。

 通常であれば大谷は報道対応をするが、試合後は球団広報から「ケアをしていて、チームの移動もある。会見場には来ない」と発表され、球団を通じたコメントもなかった。クラブハウスに肩と肘のアイシングをして姿を見せ、早々と着替えてチームバスへと急いだ。シーズン中盤を迎える時期に2度目となるマメでの降板。対策が不可欠だ。(アナハイム=斎藤庸裕)