エンゼルス大谷翔平投手(24)が、後半戦初戦となる20日(日本時間21日午前11時7分)のアストロズ戦に「5番DH」で先発出場する。

 前半戦最終カードのドジャース3連戦はDHがなく代打のみの出場だったため、先発は10日のマリナーズ戦以来。サイ・ヤング賞左腕ダラス・カイケル(30)と対戦する。

 大谷が昨季世界一のアストロズと打者として対戦するのは今季3試合目。左のカイケルとは初対決。ひげがトレードマークのカイケルは15年に20勝8敗、防御率2・48で最多勝、最多イニングを記録しサイ・ヤング賞を受賞した。同年ヤンキース田中とワイルドカードゲームで投げ合い勝利。今季は7勝8敗、防御率3・75だが、ここ6試合は4勝0敗、防御率2・17と好調だ。投球は140キロ台のツーシーム主体で、スライダー、チェンジアップなどを丁寧に投げ分けゴロを量産する。