エンゼルスの大谷翔平投手(24)が、今季のア・リーグの最優秀新人(新人王)に選出された。日本選手では01年のイチロー外野手(マリナーズ)以来17年ぶり4人目の快挙だ。

<過去の日本人新人王>

◆95年野茂英雄(ドジャース) 28試合13勝6敗、防御率2・54、リーグ最多の236奪三振。当時は28人の投票で選出され、1位18票で118ポイントを獲得。2位は野球殿堂入りしたチッパー・ジョーンズ外野手(ブレーブス)で、1位10票を獲得。14ポイント差の接戦を制して受賞した。

◆00年佐々木主浩(マリナーズ) 63試合2勝5敗37セーブ、防御率3・16。この年も28人の投票で、佐々木は1位17票で104ポイントを獲得し、1位7票を獲得したテレンス・ロング外野手(アスレチックス)に21ポイント差をつけて受賞した。ア・リーグで投手が新人王に輝いたのは11年ぶり。32歳での受賞はメジャー史上2番目の年長だった。

◆01年イチロー(マリナーズ) 157試合、6本塁打、69打点、56盗塁、打率3割5分。この年も28人の投票で選出され、1位27票で138ポイントを獲得し、2位以下を大きく離して圧勝だった。2位は当時インディアンスだったCC・サバシア投手(現ヤンキース)で1位1票を獲得し73ポイント、3位が元広島のアルフォンソ・ソリアーノ内野手(ヤンキース)だった。