エンゼルスのマドン監督が、投打の二刀流で復活を目指している大谷翔平を改めて高く評価した。バッテリー組キャンプ5日目の16日(日本時間17日)、大谷について「試合に対して献身的。彼のような選手は野球が全て。おそらく、プライベートの生活でも何かを犠牲にしている。向上することに全力を注いでいるし、野球の『Gym Rat』だ」。ジム・ラット(練習の虫)という例えで、野球への取り組み姿勢を絶賛した。

大谷は4日連続のフリー打撃で調整。推定140メートル弾を放つなど、試行錯誤を続ける打撃フォームで快音を響かせた。練習後にはバットを持って室内練習場へ向かい、自主トレを行うなど、精力的に汗を流した。(テンピ=斎藤庸裕)