昨季の新人王投票では、キャバン・ビジオとブラディミール・ゲレロJr.(いずれもブルージェイズ)、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)とメジャーリーガーを父に持つ3人が票を得た。

そこでMLB公式サイトは今年のドラフト候補からメジャーリーガーや有名人の息子たちをピックアップ。パドレスなどで活躍した大塚晶文氏の息子である大塚虎之介も取り上げられている。

大塚氏は04年にパドレスでメジャーデビュー。73試合に登板して防御率1・75をマークするなど活躍し、ナ・リーグ新人王投票では3位だった。息子の虎之介はサンディエゴ大学で外野手としてプレーしている。

そのほか、殿堂入り投手トム・グラビン氏の息子ペイトン・グラビン(投手、オーバーン大)、親子3代のメジャーリーガーとして知られるブレット・ブーン氏の息子のジェイク・ブーン(遊撃手、プリンストン大)、メジャーリーガー以外で有名な親を持つ選手からはテニスで大活躍したアンドレ・アガシとシュテフィ・グラフが両親のジェイデン・アガシ(投手、パロベルデ高)らがピックアップされている。

今年のMLBドラフト会議は新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンラインによるリモート開催となる模様。当初の予定通り6月10日からとし、指名は従来の40巡から5巡目までに縮小するため、2日間で終了する方向。