米大リーグ機構(MLB)と選手会は、9日(日本時間10日)も引き続き新労使協定へ交渉を続けているが、米東部時間で午後4時を過ぎても合意には至っていない。前日は深夜まで日をまたいで17時間の交渉を行い、この日も双方が修正案を提出。複数の米メディアによれば、機構側が希望している国際ドラフトの導入について、選手会が拒否しており、現時点で大きな争点となっているという。

また、ぜいたく税を回避する上限額については前日、機構側が今季から2億3000万ドル(約253億円)まで引き上げることを提案し、選手会の要望に歩み寄った。だが、USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者によると、ぜいたく税についてだけでなく、年俸調停前の選手に支給するボーナスプールも、希望額にまだ差があるという。

同記者が伝えた双方の希望額は以下の通り。

◆ぜいたく税への課金対象額(22年から5年)

MLB:2億3000万ドル(約253億円)→2億3200万ドル(約255億円)→2億3600万ドル(約260億円)→2億4000万ドル(約264億円)→2億4200万ドル(約266億円)

選手会:2億3200万ドル(約255億円)→2億3500万ドル(約259億円)→2億4000万ドル(約264億円)→2億4500万ドル(約270億円)→2億5000万ドル(約275億円)

◆ボーナスプール額(22年から5年)

MLB:各年4000万ドル(約44億円)の一定額

選手会:6500万ドル(約71億5000万円)から毎年500万ドル(約5億500万円)増額