「1番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(27)が、先頭打者アーチとなる9号ソロで日米通算150号に到達した。

1回無死、左腕アービンと対戦。1ストライクからの2球目、内角から真ん中に入ってきたカーブを完璧に捉え、中堅スタンドへ運んだ。

飛距離は今季最長の433フィート(約132メートル)で、打球速度108・9マイル(約175キロ)、角度は28度。先頭打者アーチは4月15日のレンジャーズ戦以来、今季2本目となった。

前日は約1カ月ぶりの1番打者起用で4打数2安打。この日も第1打席からトップバッターで結果を残した。

第2打席は2回、無死満塁から初球の内角チェンジアップを捉えたが、右飛で凡退。右翼手ピンダーから遊撃手アンドラスに送球され、飛び出していた二塁走者のウェードがタッチアウトとなった。その後、2番トラウトの二塁内野安打の間に2点目を奪った。

大谷の第3打席は4回2死、アービンの内角チェンジアップを捉えたが、一直に倒れ、6回2死の第4打席は三ゴロで凡退した。

8回2死一塁の第5打席は遊撃内野安打で2試合連続のマルチ安打をマーク。5打数2安打1打点でチームの連勝に貢献し、本拠地でのアスレチックス3連戦を勝ち越した。