千賀滉大選手(30)が所属するメッツのスティーブ・コーエン・オーナーが、トレード期限で「売り手」に回った状況と来季のチーム構想を説明する手紙を顧客に送ったと、5日付のニューヨーク・ポスト電子版が伝えた。

MLBナンバーワンの大富豪として知られるコーエン・オーナーは昨オフ、巨額資金を投入し大補強を行ってワールドシリーズを目指した。だが、いざシーズンが始まるとチームは低迷。1日(日本時間2日)のトレード期限までに、ベテランのシャーザーとバーランダー両先発右腕、今季14セーブの救援右腕ロバートソン、ファム外野手、キャナ内野手らを次々に放出する「ファイアセール(投げ売り)」を行った。

同オーナーはシーズンチケットを持つ顧客に手紙を送り、チームの現状と来季構想を説明。「今年のキャンプが始まったとき、みなさんはチームに大きな期待を抱いていたでしょうし、我々もそれは同じです。鍵になる選手を複数獲得しました。しかしチームは期待通りにいきませんでした。みなさんが失望するのは当然ですし、我々も失望しています」とし、「我々球団は来季、強いチームを作るために全力を尽くすことを約束します」とつづった。

メッツは今オフ、フリーエージェント(FA)となるエンゼルス大谷翔平投手(29)の獲得に動くとみられているが「トレード期限でのファイアセールを見たら、大谷はメッツを選ばないのでは」との臆測も出ており、動向が注目されている。