2025年のオールスターがブレーブスの本拠地であるジョージア州アトランタで開催されることになった。同地は21年の球宴開催地に決まっていたものの、米メジャーリーグ機構(MLB)が選挙権の平等を訴えて開催地を移転した過去がある。

アトランタでの2021年オールスター実施は19年5月に決定。だが、21年3月にジョージア州で不在者投票に関する法案が成立したことで、有色人種の投票が制限される恐れがあるとし、MLBはリーグ全体として抗議するために開催地の移転を急きょ決断。最終的にコロラド州デンバーでオールスターが行われた。

MLBのコミッショナーであるロブ・マンフレッド氏は、黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警察官から拘束された際に亡くなった2020年5月以後に結成された黒人選手組織や選手個人との話し合いに臨み、開催地変更を決定。4年を経て改めてアトランタでの球宴実施が決まったことについて「素晴らしいファンと豊かな歴史を持つアトランタはオールスターゲームにふさわしい。25年の開催を楽しみにしている」と16日に述べた。

ブレーブスのCEOであるテリー・マクガーク氏はMLBの決定に「感激している」と話し、「最もエキサイティングなエンターテイメントとスポーツイベントの開催地として、アトランタが世界レベルの場所であることは過去に何度も証明されてきた」と自信を示している。(AP)