レッドソックス吉田正尚外野手(32)が、ポストシーズン初打席でチームを勝利に導く逆転2点打を放った。

ヤンキースとのワイルドカードシリーズ初戦のスタメンを外れた吉田は、0-1の7回1死二、三塁で1番レフスナイダーに代わって代打で出場。2番手右腕ウィーバーの初球フォーシームを中前に運び、試合をひっくり返した。

米データ会社「Stats Perform」によると、ポストシーズン初打席で初球を逆転打にしたのはメジャー史上初めてだという。

レッドソックスは3-1で勝利し、4年ぶりの地区シリーズ進出に王手をかけた。試合後にクラブハウスで地元メディアの取材に応じた吉田は「とにかくバットに当てて、ことを起こそうと思っていました」と逆転打を振り返った。9月19日以降のシーズン終盤では打率3割6分8厘、OPS1超と調子を上げており「良いイメージで打席に入れていますし、短期決戦なんでまた別物ですけど、シーズン最後と同じように積極的にいこうと思っていました」と話した。

今季は昨年10月に受けた右肩手術の影響で出遅れ、キャンプ施設のフロリダ州フォートマイヤーズでの調整などを経て7月にようやく復帰。「いろいろ思い返すと、フロリダで若い子らと一緒にやったのも、今メジャーリーグでいろいろ経験できて、これも1つの大きなビッグイベントだと思うし、勝つために全てやってきていると思います」と語った。

▼吉田の逆転打が勝利打点(V打)。この日は大谷の先制アーチもV打となったが、ポストシーズンで日本選手のV打は09年ワールドシリーズ第6戦の松井秀喜(ヤンキース)以来16年ぶり。

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