ワールドシリーズ(WS)初戦を落としたドジャースは、今世紀初の連覇へ山本由伸投手(27)で巻き返す。初戦でWS3番目となる1イニング9得点した強力打線に対する。「つながりもすごくありますし、いいところでホームランが出ている印象。ピッチングの基本ですけど、ランナーをためないだったりを大事にやっていけたら」。史上初の代打満塁本塁打を含む14安打した打線を警戒した。
ひょうひょうとした性格で大舞台に強い。昨年も同じWS第2戦に先発し、ヤンキース相手に6回1/3を1安打1失点で勝利投手になっている。ポストシーズンでは完投勝利した前回登板を含め、今季は既に2勝。2年間で通算4勝1敗だ。「(公式戦と)大きな違いはないと思いますし、しっかり落ち着いて準備できている感じがする」。敵地の大声援にも揺るがない。
恩人を美しい形で送り出す。今季限りで引退する通算223勝左腕カーショーがベンチ入り。「チームメート全員が尊敬していますし、カーショーの素晴らしいキャリアを締めくくるのはワールドチャンピオンが一番ふさわしいと思う」。昨年9月9日、ブルペン投球中に伝家の宝刀カーブの投げ方を教わった。好投こそが最大の恩返しだ。
ロバーツ監督は初戦の後「リリーフ陣は立て直さなければならない」と危機感を示した。だが、山本は前回登板で17年バーランダー(アストロズ)以来PS8年ぶりとなる完投を果たし、中10日と休養十分。14年バムガーナー(ジャイアンツ)以来のPS2完投すれば、自然と勝利が近づく。



