元中日の今中慎二氏(55)が「NHKBS」で解説を務め、ABS(通称ロボット審判)について私見を述べた。
メジャーリーグでは今季から、ストライクかボールかを機械で自動判定する通称「ロボット審判」が導入された。今中氏はこのシステムについて「決断というか、答えがすぐ出る。そんなに時間もかからないので、いいと思いますけどね」と話した。
続けて「ストライク、ボールの判定それにやっぱ1分でも時間がかかると、リズムもありますから」とし「結局ピッチャーからしてストライクじゃないかというよりも、受け手のキャッチャーが一番、分かる。キャッチャー主導でストライク、ボールの判定、序盤にチャレンジ失敗すると、後半大事なところで使えないので、5回まではちょっと様子見みたいなところ。5回以降にストライク、ボールの1球で(展開が)変わってくることが非常に多くなってくるので。5回まではもう120%(成功する)の確率じゃないと使いたくないでしょうね」と語った。
◆ロボット審判 機械でストライクかボールかを判定する、通称「ロボット審判」。選手が帽子かヘルメットをたたくことで、1試合にチームで2度失敗するまで何度でもチャレンジできる。要求できるのは打者、捕手、投手だけ。これまでのチャレンジと違い、監督は要求できない。ベンチからの助言も不可となる。
ABSの判定に使用されるストライクゾーンは、選手の身長によって決まる。上限が「身長の53・5%」で、下限が「同27%」となる。このため春季キャンプで厳密に、スパイクを脱いで背筋を伸ばした状態で、身長測定が行われた。判定に用いられる機械は、ソニー製のホークアイ。12台の高解像度、ハイフレームレート(コマ数)カメラで撮影し、ミリ単位まで判別する。



