阪神坂本誠志郎捕手(32)が涙を浮かべる工藤泰成投手(24)に寄り添った。
5-4で迎えた9回に2死二、三塁のピンチを招き、DeNA三森に高め直球を捉えられ、中前に逆転の2点適時打を許した。あと1人を抑えられなかった。
試合後、ライトスタンドにあいさつする際、悔し涙を流し、しばらく立ち上がれなかった工藤。坂本は肩に手をやった。
「あいつのおかげでここファイナルで戦えてると思ってるんで。今日、打たれたくなかったと思いますけど、あいつが頑張ってきた、やってきたことには何の変わりもない。こういう悔しい思いから大きくなる、もっと成長していくチャンスだと思っているし。今日だけの結果であいつを評価するなんてことは誰もしないと思いますけど。それも分かってほしいし、そういう悔しさがやっぱり成長には必要だし。あそこで抑え切れるピッチャーになりたいと思ってやってくれたらいいと思うし、そのためのサポートをまたみんなでしないといけないと思うし、だからここで立ち止まってほしくないという思いで言いました」
2年目で57試合に登板して防御率1・05。160キロ超えの剛速球で守護神へと成長した右腕を慰めた。



