阪神工藤泰成投手(24)は涙が止まらなかった。「悔しいですけど…」と語り始めるも、唇を震わせ、約40秒言葉を詰まらせた。
5-4で迎えた9回2死二、三塁。DeNA三森に高め直球を捉えられ、中前に逆転の2点適時打を許した。あと1人を抑えられなかった。
ベンチでうつむき、試合後も涙を流した。「巻き戻したくても、巻き戻せないんで。このことは絶対に忘れないように。今後に、本当に生かしていくしかないので。今日のことは絶対忘れないと思います」。声を絞り出した。
2年目で57試合に登板して防御率1・05。160キロ超えの剛速球で守護神へと成長した右腕。「経験というのが、自分を一番強くするなと。去年も悔しい思いをして、今日も打たれてしまったという、悔しい思いがあるので。来年、よりまた進化していければと思います」と力を込めた。



