秋場所4日目のNHK中継で、幕下以下の取組時に斎藤希実子アナウンサーが向正面で初めてリポートを担当した。実況を担当した戸部真輔アナウンサーとともに、わかりやすく取組を伝え、場所入りの時に取材した力士の情報なども盛り込んでいた。
女性アナウンサーが大相撲中継に携わるのは珍しいこともあり、SNSで話題になった。「突然女性の声に驚いた とても聞き取りやすい声と話し方」「声かけされた力士もびっくりどきどきしているかも笑」「最高!!!歴史が変わる!」などの投稿が相次ぐなど、相撲ファンに好意的に受け止められていた。
2021年度に入局した斎藤アナは25年度まで青森放送局に勤務(現在は東京・アナウンス室)。22年には、高校野球青森県大会準決勝でラジオ実況を務めた。今年5月には体操NHK杯女子個人総合、7月にはテニスのウィンブルドン選手権の実況も担当した。
大相撲の場合、支度部屋は更衣室を兼ねるため、女性は入れない。取材には多少のハンディにはなるが、工夫次第でどうにかなる。あるNHK局員は「局として実況できるアナウンサーを育成しようとしているんだと思います」と話していた。【佐々木一郎】


