世田谷西が関東大会4連覇を達成した。取手を逆転して6―3で破った。来年3月の「第32回全国選抜野球大会」(大阪市ほか)は今大会8強チームの出場が確定。関東連盟の残り12チームは、今後の常任理事会、理事会を経て決定する。
【セタニシ連覇を逃し3位】
横浜都筑は準々決勝で世田谷西TCを9―7で破り、ダブルヘッダーで行われた準々決勝は世田谷西に2―7で逆転負け。史上初の「1日でセタニシ連破」の珍記録? を逃した。前日に3回戦を行ったため、勝てば2日間で3試合を行う、ハードな日程とだった。
横浜都筑はTC戦の先発投手に青木航太郎(2年)を起用。夏前まで体力不足で登板機会が少なかった左腕に期待を込めて送り出したが、四球と失策に3連打が加わり、打者6人で4失点KOされた。
打線が奮起して1回裏に同点。6―7で迎えた6回裏に3点を奪い逆転勝ちした。伊藤洋一郎監督は「勝ったけど、もう投手がいません」と困り顔だったが、準決勝には5時間前にKOされた青木を再び起用。「結構、がっくりしてたんですけど、切り替えるしかなくて。ストライクが入ったので、ゾーンにめがけて投げました」とスローカーブを主体に、4回1失点の快投でバトンを渡した。打線が後半、世田谷西の喜多に封じ込まれ、6回に逆転を許した。
この日は日本時間の前日、ドジャース山本由伸が「中0日」登板でワールドシリーズを制覇した。2番手の藤井眞太郎(2年)とともに「中5時間」登板を果たした青木は「セタニシにいい投球ができて自信になります」と照れていた。
◆横浜都筑・星澤遼主将(2年=8月のジャイアンツカップに初出場した先輩の姿を刺激に4強入り)「機動力でつないでいく都筑の野球で、全国で勝ちたい。このメンバーでジャイアンツカップで優勝したいです」
◆表彰選手◆
最優秀選手賞
宮本 一輝(世田谷西)
敢闘賞
藤田 碧巴(取手)
優秀選手賞
野口 優大(世田谷西)
小林 勝(横浜都筑)
森本 颯(稲城)
ベストナイン
投 黒田 蒼介(世田谷西)
捕 酒井 勇弦(取手)
一 塩田 宗佑(取手)
二 北村 賢信(取手)
三 下川原 諒(世田谷西)
遊 三ツ井 蓮(取手)
外 野尻 倖希(世田谷西)
外 竹田 凛(横浜都筑)
外 柴田 大地(稲城)
▶3回戦
富士見3―2横浜北
横浜都筑9―2常総
静岡裾野4―1千葉西
世田谷西TC14―2常陸太田
千葉市2―0武蔵府中
稲城11―4足利
取手12―0練馬北
世田谷西3―1大宮
▶準々決勝
取手3―1富士見
横浜都筑9―7世田谷西TC
稲城5―4静岡裾野
世田谷西9―5千葉市
▶準決勝
世田谷西7―2横浜都筑
取手10―5稲城

