俳優で画家の片岡鶴太郎(71)が29日までに更新されたYouTubeチャンネル「ReHacQ−リハック−」に出演。お笑いをメーンに活動していた時代に「強烈な天才」と思った4人の実名を挙げた。

鶴太郎は26日に更新された動画で、投資家でラジオパーソナリティの田中渓氏とトーク。1980年代にブームを巻き起こした人気バラティー番組、フジテレビ系「オレたちひょうきん族」などに出演し、お笑い界を中心に活躍していたころの話題になった。

鶴太郎は、同番組に出ていたビートたけし、明石家さんま、島田紳助さん、山田邦子らの名を出し「『ひょうきん族』はねえ、本当に天才だらけでしたからね。さんまさんの、あのキレのある笑い。たけしさんの風刺が効いている、独特の存在感のある笑い。紳助さんのシニカルな、ちょっと攻撃的な、ちょっと暴力的な笑いもあるしね。で、邦ちゃんの、女性でありながら切り込んでいける、あのキャラクターと」と切り出した。

そして当時の自身について「で、その中で私はどう組んでいくか…ということになるとね、皆さんはそれぞれのキャラクターを持ってて、強烈なキャラクターを持っていますから、その強烈なキャラクターでいけるんですけど、私の場合は、モノマネから来ちゃいますから。誰かに扮する…っていうね。誰かに扮してギャグを作っていく、というタイプですから。素の自分だとわりかしその方々に比べると、やっぱり非力なんですよね。そこはもうね、天才の方と一緒にやってると、もう自分の自己分析、自分自身を値踏みした時に“あ、それだな”と。それが1つの売りでもあるけれども、天才と一緒にやっていくところでは、ちょっとこうウィークポイントだな、って思うわけですよね。だったらば、“それをどういかしていくか”っていうことをやっぱ考えましたね。ですから後に芝居の方に行くんですよね、役者としてね。そういう、こう、見極め方…、だから、20代後半ぐらいから『ひょうきん族』でみんなで会って、強烈な天才と一緒にやってたおかげで、早く自分の値踏みができたっていうのはこれ、幸運だったと思いますね」と続けた。

さらに鶴太郎は「もう、たけしさんとさんまさんは、あの『ひょうきん族』の中で(たけしの番組内キャラクター)“タケちゃんマン”で、もう2人で切り込んで、2人で永遠できるんですよね。もう台本があってない、みたいなものでしたから、もう、あのやり取りは“これは私にはこれ、できないな”ってやっぱり思いましたしね。紳助さんの“MC力”、邦ちゃんの、女性でありながら、あれだけ存在感を発揮できる度胸の良さ、とかそういうものはもう私にはないもので、それによって、なんていうんでしょうかね…何かこう“ライバルとして戦おう”っていう、そういう気持ちは全くなかったですね。“これはもう、かなわないものだ”と。だったら私はどうするか。どっちの方へ行くか、っていうこと考えましたね。やっぱりこう天才とか強い人たち、自分よりも優れたものを持っている方々たちとこうバーンと、同じ土俵で接した時に、あまりにもその自分の持ってないものに悲観してしまうけれども、逆に言うと、“この方々にはないものを、俺はここ持ってるのな”っていうところを…つまり、“ないものじゃなくて、あるもの”を大事にしましたね」と当時の心境などを語った。