木原稔官房長官は7日午後の記者会見で、高市早苗首相が今月2日に訪問先のインドで行ったモディ首相との記者発表の場で、自身のことを「(モディ氏の)美しい妹」と述べたことに対して「誤訳ではないか」との指摘があることについて、モディ氏の発言と、これを受けた同時通訳の訳の内容が異なっていたことを明らかにした。

高市首相とモディ氏の共同発表の場で、首相はモディ氏から「美しい妹」と伝えられたと発言していた。ただ、モディ氏の発言では、「美しい」との表現はなかったとして、SNSなどで高市首相の発言に対し、疑問の指摘が出ていた。

この日の会見で、記者から「共同会見で、モディ首相が高市首相のことを『美しい妹』と表現されたとされているが、『美しい』の部分は誤訳だったのではないかという指摘がある」として、事実関係を問われた木原氏は「7月2日の日・印共同記者発表において、モディ首相は高市総理に対し、『閣下、私の妹である高市総理』と、呼びかけたと承知しております」と述べた。

その上で、「高市総理はこれを受けて、『美しい妹と呼んでいただいた』と発言したわけですが、この発言は、日本政府が契約した同時通訳が『美しい妹』と訳したことを受けたものであります」と説明。「美しい」は同時通訳が訳した内容で、高市首相はそれに沿って発言したものだと、主張した。