良型のヘラブナが狙える、兵庫県北部の円山川(養父市八鹿町)で5月28日、「へら研阪神クラブ」の親睦釣り会が行われた。私は上小田橋下手右岸の通称「スロープ」の先端に入り、長ザオによるドボンなどの釣りに挑戦。約8時間サオを振り、36・2~46・0センチを8匹ゲット。2匹長寸を競った釣り大会は稲盛豊さん(枚方市)が48・6、45・5センチの良型2匹をそろえて優勝。良型に沸く円山川で川ベラの引きを楽しんだ。
午前7時半過ぎ、曇天の中、上小田橋下手右岸にある通称「スロープ」の先端部に入り、少し下向きに釣り台をセット。モジリの様子を見て25尺のサオを選択。川の流れを考えドボン(外通しオモリ)とした。風はなく支流から濁り水が流れ込む。水深は約1・3メートルだが、流れが強いため、ウキが沈没しないようセットし、エサを作り同8時過ぎからエサ打ちを開始した。
流れが強くなったり弱くなったりするので、ウキ下を調整しながら対応。1時間半が経過したころ、水面に1節しか出ていなかったウキがツッーと2節上がるドボン特有のアタリ。合わせるとズッシリとした感触。沖目に逃げようとする魚にサオを両手で持ち応戦。左右に走る魚をじわっと浮かせてくると本命、それもデカイ。無事取り込むことに成功。釣友に検寸してもらうと46・0センチある。何度も円山川に来ているが、これほどの良型は初めてで実にうれしい。
しかし、アタリは遠く、我慢のエサ打ちが続く。ポイント休めも入れながら、同11時過ぎ、南西からの弱い風が吹き始めると、再びツッーと入るアタリ。ガツンと一瞬、サオが止まる。再び両手で取り込んだのは37・8センチの良型。魚が回ってきたのか、すぐに36・7センチを追加。だが、再びウキは沈黙する。
昼食を兼ね小休止し、午後1時過ぎに再開。流れが弱く、片キン(ハリスの片方に調整オモリを付ける仕掛け)に変更。しばらくするとググーとした食い上げ。合わせると、根掛かりしたような感触で、これはデカいと直感。強烈な引きに耐え慎重にタモに納めたのは45・5センチ。日に尺半以上が2匹。自分でも驚きだ。
同3時過ぎ、ウキの横でモジリが出だし、食い上げやズルーと入るアタリで、36・2~38センチを4匹追加。同4時前に納竿とした。大自然が多く残る円山川で川ベラの引きとアタリを楽しんだ。【日刊FPC・藤井秀和】
【今後の見通し】上小田橋上にあるせきの上手、左岸では大型が数匹でており今後も釣れ続くと思われる。大型だけに日によって多少のムラはある。雨後濁りが入った時などが狙い目。
【問い合わせ】円山川漁協【電話】0796・52・4104。日券は1000円(フナ券)。現地徴収は割高。
【交通】大阪方面から中国自動車道、舞鶴若狭自動車道を経由、春日ICから北近畿豊岡自動車道に入る。終点の八鹿氷ノ山ICを出て、信号を右折。つるぎが丘の信号を左折、県道6号(山陰道)に入り、宮越の信号を左折。国道312号を北に走れば上小田橋に出る。

