歯みがき代わりに洗口液(マウスウオッシュ)を使っているという方は案外多いものです。
台所のぬめり汚れを掃除しようとした際、強い水流で吹き飛ばそうとしてもなかなか取れません。スポンジやたわしなどでゴシゴシこする必要があります。汚れが特殊であれば、専用の洗剤を使うこともあります。
歯みがきという動作は、これとまったく同じ原理です。歯ブラシや歯間清掃用具(デンタルフロスや歯間ブラシ)は細菌の塊を物理的に破壊するために使いますし、コンディションに合った歯みがき剤を選んで、汚れを効果的に浮かせます。
台所がきれいになった後、その状態をキープする心がけがあればぬめり汚れは発生しづらくなります。つまり、生ごみを放置しない、ためないといった習慣です。口の中でいえば、食べたものを長時間とどまらせない、細菌の数を増やさない工夫になります。洗口液とは、ここの部分をサポートするための存在なのだと捉えるとわかりやすいのではないでしょうか。
もっとも効果的な使い方は、歯科医院でのプロフェッショナルケアを受けた直後から使用し、継続させることです。ぬめり汚れのスタートは細菌が足場をつくり定着することから始まりますから、付着予防が第一です。
洗口液には「口の中の浄化」「口臭を防ぐ」という意味合いの「化粧品」に分類される商品と、薬用成分が配合されて「虫歯予防」「歯肉炎予防」などがうたえる「医薬部外品」があります。
購買者の目的の大半が口臭予防だと思いますが、化粧品の場合は香料によるにおいのマスキング効果を狙います。口の中を水分で潤すことによって、いやなガスをうち消す部分もあります。かたや医薬部外品は、口臭の原因とされる歯周病の進行を防ぐことで根本解決を目指していくイメージです。自分に何がどう必要か、考えながら選びましょう。

