SP5位の坂本花織(17=シスメックス)は同136・53点、合計209・71点で6位だった。

 冒頭3回転フリップ-3回転トーループは流れに乗って着氷。3回転サルコーも決めた。綺麗なエッジ捌きでリンクを大きく使いステップを刻む。後半の3回転ルッツは高いジャンプから着氷。コンビネーションジャンプもミスなく着氷。ダブルアクセルからの3連続ジャンプも決めた。その後の3回転ループで着氷時にバランス崩したがダブルアクセルは着氷した。演技後は少し悔しそうな表情で首を傾げた。

 坂本は「ノーミスで終わることが出来なかったので悔しかったが、この場所でやりきった気持ちがあったので笑顔で終わろう思って、最後笑顔になった。いつも以上に緊張したが、悪影響を及ぼすような緊張ではなかったのでできる限りやろうと思った。(初五輪の舞台は)10代で経験したら、次はもっと自身持って望めるので、この年で経験できて良かった。(4年後へ)せっかくなら連続で出たいなと思う」と話した。