平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)から新種目となったマススタートで、高木菜那(25=日本電産サンキョー)が24選手同時出走のサバイバルレースを制し金メダルを獲得した。

 24日に生放送したフジテレビ系の前半部分(午後7時から60分)の関東地区の平均視聴率は9・8%、関西地区は9・2%、メダル獲得の瞬間を伝えた後半部分(午後8時から190分間)は関東地区で10・8%、関西地区で12・0%だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 試合は序盤から、先頭集団を形成し高木はイレーネ・スハウテン(オランダ)の後ろでチャンスをうかがった。終盤に入り、最後のカーブで内側に切れ込みトップに出ると、そのままゴールへ飛び込んだ。そして何度もガッツポーズを繰り返した。 レースを終えた高木菜は満面の笑顔で「この種目が始まってから表彰台に上ったことはあったんですけど、金メダルという一番高いところには今まで上ったことがなかったので、最高の舞台で一番高いところに立てて本当にうれしいです」と話した。