3日目が終わって感じたことは、若い選手が確実に育ってきたということだ。

新山響平は2周逃げて、前半11秒2、後半11秒1の驚異的なタイムで押し切った。世界選手権帰りの選手も、1走してほぐれたことも影響したのか、好走が目立った。

ヤマコウが2予7Rで本命に推す犬伏湧也
ヤマコウが2予7Rで本命に推す犬伏湧也

犬伏湧也はオリオン賞で失敗し、失地回復の思いで1予2・6Rに挑んだことだろう。レース内容は、同じ失敗をしない素晴らしい走りだったと思う。

オリオン賞は真杉匠にたたかれた後、山口拳矢のところで粘って動かそうとした。しかし、拳矢は動かなかった。迷った分、巻き返しが遅れた。

犬伏は過去何度か中団で粘り、外の選手を動かそうとして失敗した経緯がある。外並走する選手を動かしたい気持ちは分かる。人気になってそのまま粘って包まれ、凡走することもできないので難しいところだ。

2走目は一転、迷うことなく自分のタイミングで仕掛けて逃げ切った。オリオン賞が相当悔しかったのだろう。

2予7Rは先行で犬伏に張り合う選手が見当たらない。きっちり主導権を取って準決に進むだろう。(日刊スポーツ評論家)