決勝が12Rで行われ、武田豊樹(41=茨城)が今年3度目、通算24度目(協賛競輪除く)のG3制覇を飾った。目標にした平原康多が稲垣裕之の番手に切り替えてバック外並走からまくり、ゴール前で差した。

 「平原君の地元なんで悪いが、ゴール前は勝負させてもらう。そうじゃなかったら選手として終わっている」。地元平原の完全V阻止を勝負師の表情で振り返った。初日、優秀と平原の番手回り。「2日間、抜けなかった。平原君も自分が勝てる競走をしてくれた」。KEIRINグランプリ(GP)やG1の大舞台で何度となく鉄の結束を演じてきた輪界屈指の機動型同士の絆をさらに進化させた。同時に実戦に初投入の新フレームに好感触も得た。「まだまだ足りないものがたくさんある。GPへ向け、それらを磨いていきたい」。勝負師がGP連覇への道を見据えた。【大上悟】