上田龍星(30=大阪)が、イン先マイを果たし、前節蒲郡に続いて2節連続、通算19度目の優勝を飾った。戸田では23年9月以来、これが3度目のVとなった。

断続的に雨が降るコンディション。優勝戦のレース中だけは雨はぴたりと止んだが「(調整は)最後まで合わせられなかった。スリットの足は良かったけど、ターン回りは不安でした」と振り返る。しかも、4カドの高倉和士がコンマ10のトップスタートで強襲してきた。2日前の予選12R。高倉にまくり差しを喫した時と同じシーンだったが、1番差しを狙った山口達也と高倉が絡む形でともに後退。「何とか逃げられて良かった。展開が向きました」と胸をなで下ろした。

この日が30歳の誕生日。「うれしいです。30歳も元気に頑張りたい」。昨年のダービーから遠ざかっているSG復帰、そしてタイトル初制覇へ。上田は、まだまだ進化を遂げていく。