バレンシアの日本代表MF佐藤龍之介(19)が11日にアウェーで行われるスペインリーグ第8節ラシン・サンタンデール戦で、3試合ぶりに先発復帰するとスペイン紙マルカが試合当日に予想した。
この試合がバレンシアでの初陣となるアギーレ監督はこの一戦に向け、24人を招集した。負傷欠場していたタレガとディアカビが復帰した一方、ディエゴ・ロペス、コペテ、カノス、サディク、フルキエ、リオハの6人がけがで招集外となった。
同紙は、今季最初の国際Aマッチ期間に行われた代表戦でベネズエラ戦の前半のみ出場した後、予定よりも早くスペインに戻った佐藤が3試合ぶりに先発復帰し、右サイドハーフに入ると予想した。
システムは4−4−2で、先発メンバーはGK=ディミトリエフスキ、DF=マフェオ、タレガ、デ・ハース、ガヤ、MF=佐藤、ギド・ロドリゲス、ペペル、ハビ・ゲラ、FW=ウーゴ・ドゥーロ、ダンジュマとされている。
佐藤は今季開幕からの5試合中4試合で先発起用してくれたコルベラン監督が成績不振で解任された後、暫定的にチームを率いたBチームのオスカル・サンチェス監督指揮下で2試合続けて一度も出番を与えられていなかった。
アギーレ監督は前日会見で佐藤について「もちろんバレンシアの7試合は全て見たし、彼の姿勢を気に入っている。協会(JFA)にまだ友人がいて日本から連絡があり、彼が戻りたがっているという話を聞いたんだ。チームに貢献したいという選手の姿勢はどんな形でも大歓迎だよ」と早期復帰という決断を下した姿勢を称賛した。
続けて「疲労や時差ボケの兆候は見られなかった。彼はボールさばきに優れた、電光石火のプレーを見せる選手だ」と言及しつつ「ピッチで最高のパフォーマンスを発揮できる最適なポジションを見つけられることを願っている」と期待を寄せていた。
バレンシアは1勝1分け5敗の勝ち点4で降格圏の19位に沈んでいる。今季1部に復帰したラシン・サンタンデールは7試合2勝1分け4敗の勝ち点7で16位につけている。(高橋智行通信員)

