プロフィギュアスケーターで五輪2連覇王者の羽生結弦さん(31)が、来年3月12~14日に宮城・セキスイハイムスーパーアリーナでアイスショー「羽生結弦 notte stellata2027」を開催する。主催者が9日、発表した。
羽生さんはリリースを通じ「震災への思いや、そこからどのように立ち上がってどのような希望を届けていくのかという思いは初回と全く変わっていません。僕自身が東日本大震災を経験し、いろいろな被災地に足を運び、様々な被災地の方々の思いにもたくさん触れてきた中で、たくさんの被害に遭われた方々、苦しい思いをされた方々に希望を発信したいと思っています」とコメントを寄せた。
23年から通算5度目となる開催へ「僕ら自身が希望を持って滑っているアイスショーだと思っています。みなさんに希望を届けるということは、私たちが希望を感じなければいけないと、時を重ねるごとに感じられるようになりました。その希望の種類がスケーターそれぞれの中に存在しているので、いろいろな種類の希望が輪になって集まって、それが皆さんに届いていると思っています」と願いを込めた。
東日本大震災の発生から16年。座長の羽生さんが、アイスショーを通し、被災地・宮城から“希望”を発信する。世界で活躍するプロスケーターの仲間たちとともに希望を届ける。
「notte stellata」は、羽生さんが18年平昌五輪のエキシビションで滑ったプログラム。イタリア語で「満天の星」を意味する。地元仙台で震災に遭った羽生さんが、停電の暗闇の中で見た美しい「満天の星」に希望を感じたことから名付けられた。
この公演は防災と地域貢献にも取り組んでおり、会場で販売するグッズは防災グッズを中心に展開。来場者がアイスショーを楽しむとともに、防災について考えるきっかけになることも目指している。


