フィギュアスケート女子でミラノ・コルティナ五輪銅メダルの中井亜美(18=TOKIOインカラミ)が15日、都内でグランプリ(GP)シリーズ開幕を前にした記者会見に出席した。

今季のテーマには「4年間を駆け抜ける」を掲げた。昨季はシニア転向から一気に五輪の表彰台へ駆け上がった。「ミラノオリンピックは1年間ぐらいで思いっきり駆け抜けたので、本当にあっという間だった」と回想。「次のオリンピックはしっかりと4年間準備する期間があるので、その4年間をしっかり覚悟を持って大切に過ごしていきたい」とうなずいた。

昨季はGP初出場のフランス大会で優勝し、ファイナルでも銀メダルを獲得。今季は第1戦フランス杯(23~25日、アンジェ)、第4戦スケートアメリカ(11月13~15日、エバレット)に出場する。シニア2季目の今季は、新SP「ポル・ウナ・カベサ」で表現の幅も広げる。覚醒させたい部分には「魅せるチカラ」を挙げ、「ショートプログラムが挑戦のプログラム、タンゴのプログラムになっているので、そこで新しい自分を見せられるような力を覚醒させていきたいです」と決意を示した。

振付師と細部を磨き、動画で手の使い方なども確認しながら練習を重ねてきた。ステップ中にフェンスを使う部分も見どころの一つ。「ジャッジのみなさんにもそうですし、観客のみなさんにも新しい自分をお見せできたら」とわくわく感を漂わせた。

30年フランス・アルプス五輪へリスタートの1年。「1年1年ちゃんと覚悟を持って、しっかり結果を残したい」と誓った。